出生時刻が不確かなときの命盤の校正
三十分の違いで四柱推命の時柱や紫微斗数の命宮が変わることがあります。出生時刻をどこまで信じてよいか、盤のどの層に影響するか、隣り合う二枚の盤でどう確かめるかを説明します。
まず時刻の出どころを確かめる
出生証明書、病院の記録、母親の記憶、家族の言い伝えの順に信頼度は下がります。証明書に書かれるのは時計の時刻で、多くは病院所在地の標準時です。家族の言い伝えは「夜明け前」「夕食のころ」といった時間帯であって、時刻ではありません。
まず出どころを書き留め、この盤を時柱の層まで信じるか決めます。出どころが時間帯なら、その両端で一枚ずつ盤を立て、結論が変わるかを見ます。
三つの落とし穴
夏時間。中国は 1986〜1991 年の夏に夏時間を実施し、米国・欧州・豪州は今も一年の半分が夏時間です。本サイトは入力されたタイムゾーンが正しければ自動的に差し引きます。
経度。四柱推命は真太陽時で立て、同じ時計の時刻でもウルムチと上海では二時間以上ずれます。出生地を入力すれば経度と均時差で補正し、未入力なら時間帯の中央経線で計算するしかありません。
夜子時。23:00〜23:59 生まれでは、四柱推命のエンジンと紫微・奇門のライブラリで「日を替えるか」の基準が異なります。本サイトはこの相違を結果の第一条に凍結し、両方の流儀を示して選びません。
二枚の盤で確かめる
「干支暦」ツールで、出生時刻が最も近い時辰の境界や節気の境界からどれだけ離れているかを見ます。境界まで二十分以内なら、両側で一枚ずつ立てます。
二枚の盤で最も違う項目(四柱推命なら時柱、紫微なら命宮)を、年が分かっている二、三の出来事——進学、転居、結婚——と照らします。段階の区切りが合う方をまず使い、もう一方の可能性も残しておきます。
証明書の時刻から夏時間を引くべきですか?
その日その場所が夏時間だったかによります。本サイトは入力されたタイムゾーンから判定して差し引き、結果ページに何分引いたかを示します。
おおよその時間帯しか分からなくても盤は立てられますか?
立てられますが、信じるのは日柱の層までです。時柱や命宮のように時辰に依存する項目は、時間帯の両端で立てた盤を比べてください。
四柱推命ページと干支暦ページで時柱が違うのはなぜですか?
四柱推命ページは真太陽時(経度と均時差で補正)、干支暦ページは時計の標準時で立てます。基準が違い、どちらのページにも明記しています。